紋蔵庵の歴史
埼玉の銘菓として親しまれている「紋蔵庵」には、約160年の歴史があります。
創業当初の幕末の農村は決して豊かではありませんでしたが、初代紋蔵は志を持ち、老舗和菓子屋で菓子作りの修行に励みました。そして慶応元年に入間郡古谷村で「紋蔵庵」の前身となる菓子店を開業しました。
水田地帯の農村で、お祝い事や仏事に、お赤飯やお饅頭、生菓子などを販売したのがはじまりです。
その後の長い歴史の中で、「地域に喜ばれるおいしいお菓子を作る」という信念を受け継ぎながらも、時代に合わせて少しづつ変化と進化を重ね、今日まで営業を続けて参りました。
古き良き地域文化の発展と、お客様に幸せを届けられるお菓子を作り続けるために、これからも研鑽して参ります。
年表
1840年(天保10年) | 初代小泉紋蔵が誕生 |
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1865年(慶応元年) | 初代紋蔵が入間郡古谷村で創業 |
明治中期頃 | 二代目 愛助 就任 |
大正初期頃 | 三代目 新兵衛 就任 |
昭和初期 | 四代目 畄蔵 就任 |
1960年(昭和40年)頃 | 五代目 一雄 就任 |
1986年(昭和61年) | 有限会社亀屋紋蔵として会社設立 六代目 寿子 就任 |
1991年(平成3年) | 「紋蔵庵本店」工場を改築 「紋蔵庵本店」かわごえ都市景観表彰 ポイント賞受賞 |
1992年(平成4年) | 「喜多院門前店」開店 |
2008年(平成20年) | 人気商品「つばさかりん」誕生(NHK上半期朝ドラ つばさ放映) 七代目 小泉昌弘 就任 |
2011年(平成23年) | 「川越西店」開店 |
2012年(平成24年) | 「川越店」開店 |
2014年(平成26年) | 「ふじみ野店」開店 「川越店」かわごえ都市景観表彰 デザイン賞受賞 |
2018年(平成30年) | 「蔵の街店」開店 |